2008年06月19日

「私の男」桜庭一樹

私の男

著者名:桜庭一樹(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.10
ISBN :9784163264301


桜庭一樹「私の男」。読め!!
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posted by たちばな ますみ at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 桜庭一樹

2008年03月14日

「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹

赤朽葉家の伝説

著者名:桜庭一樹(著)
出版社:東京創元社
出版年:2006.12
ISBN :9784488023935


「しゃばすぎるぜ。裸は、惚れた男にとっときな。おばさん」

桜庭一樹「赤朽葉家の伝説」、ミステリだとは思わないですが、まったく関係なし、面白い!!
必読必読。

お話は・・・
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。
(「BOOK」データベースより)

ストーリーを、くどくど書いても仕方なし。
「赤朽葉家の伝説」は、2008年のこのミス2位だったわけだけど、うーん、こんなのが、まざってたんですねえ・・・同じように警官の三代記で、このミス1位だった佐々木譲「警官の血」は、(1位にしては)大したことなかったのに、これはスゴイ作品です。
(なんと、「SFが読みたい!」でも10位にランクイン。ミステリだとは思わないし、SFだとも思えませんが、ジャンルなんかでは括れない圧倒的パワーがあります)

舞台となっている、山陰∞裏日本≠ニして島根と双璧であり、象徴みたいな、鳥取という、マイナー地域がいいんですよね。
作者の出身地だからこそ書けたというか・・・バブル景気も崩壊も、あるんだけど、どこか取り残されてる感もあるという、そのさじ加減が、絶妙。

万葉(まんよう)・毛毬(けまり)・瞳子(とうこ)の三人が愛おしい。
今年読んだベストです。
posted by たちばな ますみ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 桜庭一樹

2007年08月06日

「青年のための読書クラブ」桜庭一樹

青年のための読書クラブ

著者名:桜庭一樹(著)
出版社:新潮社
出版年:2007.06
ISBN :9784103049517


一読して、かつての「なんて素敵にジャパネスク」氷室冴子を思い出しました。(古い? 古すぎる??!!)

面白かったですよ、ミステリではないですが。。。

お話は・・・
東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた―。
(「BOOK」データベースより)

というわけで、1969年から、2019年までの、50年にわたる5つの連作短編。
それぞれが「シラノ・ド・ベルジュラック」「マクベス」「緋文字」そして「紅はこべ」などの文学作品をうまく物語に取り入れています。

主人公の少女たちの名前も、烏丸紅子(からすま・べにこ)山口十五夜(やまぐち・じゅうごや)五月雨永遠(さみだれ・とわ)などなど、楽しい。

まあ、氷室冴子を思い出した事から考えても、これは桜庭一樹のラノベ系お話なんですよね? ミステリかな? と思って読んだのにな。。。
posted by たちばな ますみ at 23:54| Comment(2) | TrackBack(1) | 桜庭一樹