| 赤朽葉家の伝説 |
 | 著者名:桜庭一樹(著) 出版社:東京創元社 出版年:2006.12 ISBN :9784488023935
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「しゃばすぎるぜ。裸は、惚れた男にとっときな。おばさん」桜庭一樹の
「赤朽葉家の伝説」、ミステリだとは思わないですが、まったく関係なし、面白い!!
必読必読。
お話は・・・
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。
(「BOOK」データベースより)
ストーリーを、くどくど書いても仕方なし。
「赤朽葉家の伝説」は、2008年のこのミス2位だったわけだけど、うーん、こんなのが、まざってたんですねえ・・・同じように警官の三代記で、このミス1位だった
佐々木譲の
「警官の血」は、(1位にしては)大したことなかったのに、これはスゴイ作品です。
(なんと、
「SFが読みたい!」でも10位にランクイン。ミステリだとは思わないし、SFだとも思えませんが、ジャンルなんかでは括れない圧倒的パワーがあります)
舞台となっている、山陰∞裏日本≠ニして島根と双璧であり、象徴みたいな、鳥取という、マイナー地域がいいんですよね。
作者の出身地だからこそ書けたというか・・・バブル景気も崩壊も、あるんだけど、どこか取り残されてる感もあるという、そのさじ加減が、絶妙。
万葉(まんよう)・毛毬(けまり)・瞳子(とうこ)の三人が愛おしい。
今年読んだベストです。
posted by たちばな ますみ at 08:30|
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桜庭一樹