| ミサイルマン |
 | 著者名:平山夢明(著) 出版社:光文社 出版年:2007.06 ISBN :9784334925574
|
初めて
平山夢明を読んだのは、
瀬名秀明の編んだアンソロジー
「贈る物語 Wonder」に収録されていた
「托卵」でした。
変わった面白い話を書く人だなあ…と思い、短編集を探しましたが、出ているのはスプラッタ系の本ばかりで、
「托卵」とは系統の違ったような本ばかりで、それっきりになってました。
この短編集
「ミサイルマン」には、私がかつて探した
「托卵」系統の作品もあり、人体徹底破壊系の作品もありで、いろいろと楽しめました。
前者は
アイラ・レヴィンの
「ローズマリーの赤ちゃん」や
飯田穣治+梓河人の
「破壊する男」を髣髴とさせる
「或る彼岸の接近」。
墓地のある家を借りたのは勿論、賃料が破格だったからなのです。冒頭、この一文から始まり、徐々に壊れていく妻、不気味な人形ヨーイチ、逆さ十字架・・・先が読める分、そんなに怖くはないですが、オカルトものとして楽しめました。
後者では、読むのを止めようかと思った
「枷(コード)」。
とにかく、執拗な人体破壊描写に、読んでて、気持ち悪くなりました。
でも、一番面白かったのも、この
「枷」でした・・・。
こうして読み返しながら書くだけでも、気持ち悪くなってくるんですが、それでも、ラストも含めて、好きです。
その他にも、●●ものの
「けだもの」はかっこ良くて、映像化希望。(まあ、されないでしょうけど)
この1冊でも、いろんなタイプの作品が、あってホント、楽しめました。
でも、次また、
平山夢明を読むかと訊かれたら、「分からない」と答えることにします。
| 贈る物語Wonder |
 | 著者名:瀬名秀明(編集) 山川方夫(著) 出版社:光文社 出版年:2002.11 ISBN :9784334923778
|
posted by たちばな ますみ at 17:17|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
国内作家・は行