2008年09月20日

「野球の国のアリス」北村薫

野球の国のアリス

著者名:北村薫(著)
出版社:講談社
出版年:2008.08
ISBN :9784062705844


講談社・ミステリーランド第14回配本北村薫「野球の国のアリス」
ミステリに非ず。
北村版「キャプテン」で、主人公が水原勇気みたいな話。(え?違う??)
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posted by たちばな ますみ at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 北村 薫

2007年10月30日

「1950年のバックトス」北村 薫

1950年のバックトス

著者名:北村薫(著)
出版社:新潮社
出版年:2007.08
ISBN :9784104066063


北村薫による、1995年から2007年にかけて発表された短編23。
巻頭の「百物語」から「包丁」まではホラーテイストです。(特に「包丁」は恐かったです)

ホラーの次に、落語調の軽い語りの「真夜中のダッフルコート」を持ってくるあたりは、さすがは名アンソロジスト! と思わせる構成。

続いての、「昔町(むかしまち)」は、アニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」を思わせる、ノスタルジーに浸ってしまう一編。
「昔町」が好きな人って結構、多そう…)

メインが、20ページ程度の短編にしておくのが惜しいような内容の、表題作「1950年のバックトス」で、私は、ほろりときてしまいました。。。

駄洒落だけの「洒落小町」や、タイトルが楽しい「百合子姫・怪奇毒吐き女」もありますが、全体的には、いい話系のものが多かったので、ちょっと物足りなかったです。
ミステリ作家北村薫には、どうしても、もっともっと、過度の期待をしてしまいます。
クレしんの映画と言えば・・・
posted by たちばな ますみ at 06:55| Comment(2) | TrackBack(1) | 北村 薫

2007年02月28日

「ニッポン硬貨の謎」北村薫

ニッポン硬貨の謎

著者名:北村薫(著)
出版社:東京創元社
出版年:2005.07
ISBN :9784488023829


クイーンが1977年に来日した際に遭遇した事件で、未発表だったものを北村薫が翻訳したという形のパスティーシュ。
クイーン論と乳幼児連続殺人事件の、1冊で2度楽しめる作品です。

でもやっぱり、クイーン論の部分に関しては、国名シリーズなどクイーン作品をある程度読んだ人でなくては、ピンと来ないかも。。。

私も作中で取り上げられている「シャム双子の謎」の他にも何冊か、クイーン作品は読んでますが、章の初めの引用句とか、そんな細かいところは覚えてませんよねえ。。。
ま、読み返せばいいんでしょうけど。

殺人事件の方は、結構簡単に解決しちゃいます。個人的には、こんな解決、納得いきません。論理が飛躍しすぎだし、おかしいです。

私が楽しみにしてたのは、「毎週土曜日に、五十円玉 二十枚を千円札に両替しに来る男の謎」だったんですが、その解決編も、しっくりきません。。。

クイーンが書いた小説ということなので、現実の日本の状況と微妙にズレてるのを、北村薫が脚注でフォローする、というところも煩わしい。

まあでも、結構面白かったし、北村薫は、これを書きたかったんだろうし、いいんじゃないでしょうか。
(ちょっと投げやり?)

わたしのおすすめはこっちです。

競作五十円玉二十枚の謎

著者名:若竹七海(著)
出版社:東京創元社
出版年:2000.11
ISBN :9784488400521

蛇足ですけど・・・
posted by たちばな ますみ at 08:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 北村 薫