2008年05月31日

「匣の中」乾くるみ

匣の中

著者名:乾くるみ(著)
出版社:講談社
出版年:2006.05
ISBN :9784062753890


乾くるみのデビュー作「Jの神話」より先に書かれた実質的な第1作「匣の中」
ノベルズ版の背表紙にもあるとおり、まさに本格の魔道

こ、こんなん、ありなんかあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ………
と、叫んでしまいました。。。
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posted by たちばな ますみ at 07:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 乾くるみ

2008年05月02日

「リピート」乾くるみ

リピート

著者名:乾くるみ(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.11
ISBN :9784167732028


乾くるみ「リピート」って、「イニシエーション・ラブ」より面白いとかって、帯に書いてませんでしたか、もしかして??
私、期待しすぎました、煽られました、帯に。
ストーリーに関しては、全くの白紙状態で臨めたのですけど、期待感は、持ちすぎました。

確かに、「リプレイ」(←また出た!)プラス「そして誰もいなくなった」(←こちらもよく出てきますよね!)でした。

お話は・・・
もし、現在の記憶を持ったまま十ヵ月前の自分に戻れるとしたら?この夢のような「リピート」に誘われ、疑いつつも人生のやり直しに臨んだ十人の男女。ところが彼らは一人、また一人と不審な死を遂げて…。あの『イニシエーション・ラブ』の鬼才が、『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ仰天の傑作。

リピート≠キるまでの約3分の1が長くて、その後の意外な展開は、さすが乾くるみ、予想外の展開の連続でした。

特に、毛利が(由子をいきなり殺してしまった)のは、びっくり!!
その後は、今までのスローペースが嘘のような、怒涛の展開!! 最後に明かされる(悪意に満ち満ちた風間たちの、動機・)真相にも驚かされつつ、やっぱりそうなるか・・・なラストまで、一気、一気です。

ケン・グリムウッド「リプレイ」のようなリプレイ≠フ繰り返しの面白さ、ではなく、リピート≠知る者は、本人たち以外は、いないはずなのに、何故かリピーターばかりが殺される、その動機、謎の犯人探しというのが、いいです。面白い。

真相も、ああ、そうくるか!! 的な、納得の真相で、ミステリとしての満足度も高いです。

でも、イヤなのは、やっぱり由子。乾くるみの女性観って、歪んでます??

ネタバレの疑問(10月30日にヘリに乗ってリピートするでしょ。その後のR9の世界からは毛利くんたちは、いなくなるんでしょうか? 風間にも分からないことなので、敢えて触れてないのかな?

ネタバレ表紙(ヒットした「イニシエーション・ラブ」的な文庫の表紙もいいけれど、単行本時の尾崎仁美の表紙がいい。裏表紙の見返しのタロット・カードの下には、なんと、ラスト・シーンがそのまま描かれてますし。

リピート

著者名:乾くるみ(著)
出版社:文芸春秋
出版年:2004.10
ISBN :9784163233505

posted by たちばな ますみ at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 乾くるみ

2008年04月26日

「クラリネット症候群」乾くるみ

クラリネット症候群

著者名:乾くるみ(著)
出版社:徳間書店
出版年:2008.04
ISBN :9784198927769


2001年に発表された「マリオネット症候群」に、新作書き下ろしの「クラリネット症候群」をカップリングした乾くるみの中編集。

「マリオネット症候群」のお話は・・・

とにかく私は驚いた。ある晩、目覚めたら、勝手に動いている自分の身体。意識はハッキリしてるのに、声は誰にも通じない―まさか私、何かに乗っ取られちゃったの!?誰の仕業かと思っていたら、なんと操り主は、あこがれの森川先輩らしいの。
でも、森川先輩って、殺されちゃったらしくって…それっていったい、どういうこと?とっても奇妙なパラサイト・ストーリー。

自分の人格に他人の人格が乗り移る(あるいは入れ替わる)っていうのは、それほど珍しくもないのですが、さすがは乾くるみ
途中で、そう来るか? 的展開になり、かつ、森川先輩を殺した意外な犯人も、分かってしまうんですが、そこからが面白い。
意外な展開が待ってます。ラストは普通ですけど。

「クラリネット症候群」のお話は・・・

ドレミ…の音が聞こえない?巨乳で童顔、憧れの先輩であるエリちゃんの前でクラリネットが壊れた直後から、僕の耳はおかしくなった。しかも怪事件に巻き込まれ…。僕とエリちゃんの恋、そして事件の行方は?

これ、暗号ものなんですが、解けません、てか、クラリネットに関しての知識がないと解けないんで、解く気もしません。。。

暗号と、もう一つのキモは、巨乳・童顔のエリちゃんこと本庄絵里=B
作者・乾くるみ的には、モデルは、小説中にも名前のあがっているほしのあき≠轤オい。

巨乳・童顔好きの方は是非。

マリオネット症候群

著者名:乾くるみ(著)
出版社:徳間書店
出版年:2001.10
ISBN :9784199050787

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posted by たちばな ますみ at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 乾くるみ

2007年04月13日

祝!文庫化!!「イニシエーション・ラブ」乾くるみ

イニシエーション・ラブ

著者名:乾くるみ(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2007.04
ISBN :9784167732011


みなさん、お待たせしました!!
乾くるみ「イニシエーション・ラブ」、文春より文庫本で出ましたあ!!

それにしても、コピーや内容紹介の二度読みたくなる≠ニか、最後から二行目≠ェどうとか、いらんお世話ですよね。
さらに、ひと昔前のコバルトっぽい爽やか青春小説のような表紙デザイン。。。
(でも、これはもしかして・・・?)
それと、私は、実物をまだ見ていないので、よくわからないのですが、表紙の右下、RとSの上あたりに描かれているのは何でしょう・・・???

まあ、とにかく文庫化されたので、未読の方、布教に努めたい方、本屋へGОです!!マユをキャスティングするなら・・・
posted by たちばな ますみ at 00:09| Comment(6) | TrackBack(0) | 乾くるみ

2007年03月18日

「イニシエーション・ラブ」乾くるみ

イニシエーション・ラブ

著者名:乾くるみ(著)
出版社:原書房
出版年:2004.04
ISBN :9784562037612


神様、ありがとうございます、私をこんな素晴らしい作品にめぐり合わせてくれて・・・
本当に感謝します。私は、こういう作品に出会いたいがためにミステリを読んでいるんです。

読み終えて、鳥肌が立ちました。

でも、どうしてこの作品が、「このミス」で、その年の12位で、同じ年の「生首に聞いてみろ」が1位なんでしょ???
訳がわかりませんね。

何をどう書いてもネタバレになるので、(と、書くだけでネタバレになってる気もしますが・・・)何も聞かず、言わず、とにかく読んで下さい。いや、読め!! 本屋へ走れ!! そして買え!!!


読み終わってる人はこちらをどうぞ
posted by たちばな ますみ at 01:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 乾くるみ