Jの神話
著者名:乾くるみ(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2008.11
ISBN :9784167732035
本のコピー通り、まさに妖しく慄える衝撃作!!
乾くるみの第4回メフィスト賞受賞作、「Jの神話」。
乾くるみファンは必読!!
でも、「イニシエーション・ラブ」「リピート」ファンは読まなくてもいいかも。。。
お話は・・・
全寮制の名門女子高を次々と襲う怪事件。
1年生が塔から墜死し、生徒会長は「胎児なき流産」で失血死をとげる。その正体を追う女探偵「黒猫」と新入生の優子に迫る魔手。背後に暗躍する「ジャック」とは何者なのか?
「イニシエーション・ラブ」の著者が、女性に潜む“闇”を妖しく描く衝撃のデビュー作。
これはいい。
全然、ミステリではないし、とんでもな真相、そして結末。
妖しい≠ニか闇≠ニか言うより、これは暴走でしょ? それをしっかり受け止めてくれたメフィスト賞、センq!! 私からも、乾に成り代りお礼を言います。
この「Jの神話」は、一言で言えば、キワモノ=B
文章は二流のエロ小説。ラストは二流のホラー。探偵《黒猫》こと鈴堂美音子(りんどう・みねこ)はステレオタイプ。
ネタバレ反転(J君は「エイリアン」のチェスト・バスターみたいなもの? クローネンバーグ監督の映画「ラビッド」も思い出しました。腋から生える針状の牙・・・
それにしても「エピローグ」では、話が中世の魔女狩りやら、アダムとイブにまで拡がっていってビックリでした。)
私は、ストーリーも含めて、まったく先入観なしで読んだわけですが、文春文庫の表紙を見ると、「イニラブ」「リピート」路線ぽい売り方をしてるようで、それってどうなの? と思ってしまいます。
(読了して、改めて文春文庫の表紙を見てみると、結構怖いです、この表紙・・・)
でも、面白い。
私は「Jの神話」、好きです。
Jの神話
著者名:乾くるみ(著)
出版社:講談社
出版年:1998.02
ISBN :9784061820050
Jの神話
著者名:乾くるみ(著)
出版社:講談社
出版年:2002.06
ISBN :9784062734608


