聖域
著者名:大倉崇裕(著)
出版社:東京創元社
出版年:2008.05
ISBN :9784488024345
大倉崇裕の山岳ミステリ「聖域」、期待しすぎました。
あっちでも、こっちでも、評判いいんだもの・・・
全国の書店員さんも絶賛!! 状態のようですが、私が書店員なら絶賛はしません。
まあ、300ページほどだし、山の専門知識がなくても読みやすいし、静かな感動≠烽りなので、書店員さん的にはオススメ本かも。
お話は・・・
安西おまえはなぜ死んだ?
マッキンリーを極めたほどの男が、なぜ難易度の低い塩尻岳で滑落したのか。事故か、自殺か、それとも――3年前のある事故以来、山に背を向けて生きていた草庭は、好敵手であり親友だった安西の死の謎を解き明かすため、再び山と向き合うことを決意する。すべてが山へと繋がる、悲劇の鎖を断ち切るために――。
「山岳ミステリを書くのは、私の目標でもあり願いでもあった」と語る気鋭が放つ、全編山の匂いに満ちた渾身の力作。著者の新境地にして新たな代表作登場!!
ミステリとしてはゆるめ。
ある山での事件の真相をめぐる物語なわけですが、謎解きも、感動も静か≠ナす。。。
唯一、謎なのは、「プロローグ」。
これが、一体どこへ繋がっていくのか? 私は、断然(四千と四百の間違い説(283ページに繋がる)を取ります。「エピローグ」には繋がらないでしょう?)
これなら、テイストの似てる近藤史恵の「サクリファイス」の方が、オススメ!!

