十三の呪
著者名:三津田信三(著)
出版社:角川書店
出版年:2008.06
ISBN :9784043902019
三津田信三の待望の新シリーズ「十三の呪 死相学探偵1」。
大体、予想通りの出来でした。
やっぱりなあ・・・
お話は・・・
幼少の頃から、人間に取り憑いた不吉な死の影が視える弦矢(つるや)俊一郎。その能力を“売り”にして東京の神保町に構えた探偵事務所に、最初の依頼人がやってきた。アイドル顔負けの容姿をもつ内藤紗綾香(さやか)。IT系の青年社長に見初められるも、式の直前に婚約者が急死。彼の実家では、次々と怪異現象も起きているという。神妙な面持ちで語る彼女の露出した肌に、俊一郎は不気味な何かが蠢くのを視ていた。死相学探偵シリーズ第1弾。
ホラーとしては、俊一郎の回想シーンに出てきた怪人・背広男が、個性的でよろしい。
(すっごい気持ち悪いし!)
でも、墓場に出てきた塗り壁&モノリス&巨大ニョロニョロ÷3のおばけ(?)は、イマイチかも・・・
面白いのは、主人公の弦矢俊一郎は、あくまで、人の死が視える≠セけで、本人は呪術のたぐいが使えるわけではないこと。
呪いの原因が分かっても、すぐに解決! といかないところがいいです。
ミステリとしては、ラストの謎解きは、ちょっとバカミス気味ですよね・・・
ネタバレ(死へのカウントダウン≠ナ、七味唐辛子とか、八つ当たりとか、8の字を描いてたって・・・
まさに、「冗談みたいなことが……」ですよね。
さらには、逆カウントダウンだけで呪いが解けちゃうんですよ!? やっぱ、バカミスでしょ???)
そんなことより、他の三津田作品への、ゆるいリンクの方が嬉しかったりして。
東城雅哉の「拷問館の惨劇」(御茶漬海苔が描きそう)やら「ナガボウズの話」、「怪談すすき女」(「本格ミステリーワールド2008」でちらりと出てましたね)とか。
しかし、(結局、今回の呪術者は不明のまま。次作以降に出てくるんでしょうか?)
次回作に期待しましょう。

他の三津田作品へのゆるいリンク・・・こっちに反応してしまう私って・・・(汗
とっとと、前に控えている本をやっつけて(なのか?)これを読みたいところです(笑
東城雅哉なんて名前が出ると、本筋と関係ない部分で、にやけてしまうんですよね。
三津田信三は、7月は「忌館 ホラー作家の棲む家」と、もしかしたら、短編を、もう1作読めるかも・・・
(もしかしたら、です)
さぁ、これ読むぞ!っと思ったら、
図書館で借りてる本(順番待ちしたもの)の返却日が、迫ってました・・・
あぁ〜どうしよー。
ちなみに、椹野道流(ふしの・みちる)っと読みます。好きな作家さんの一人です。
早く読みたいので、とっとと図書館の本を読んでしまうことにします。(* ̄_ ̄)9″
私は、先ほど例の「密室キングダム」を読了。
かつてないほどの幸せな気分に浸っているところです。
しかーし!!
目の前には大倉崇裕「聖域」が、さらに、図書館予約待ち本は、6冊同時に、順番待ちがあと1人状態。。。
そんなに速く読めません!!
僕も三津田信三ファン(刀城言耶ものはちょっと肌に合わなくて、もっぱらホラー系の作品が好きです)なので、この作品も読んでみました。
相変わらず、個々の怪奇描写は冴えてるんですけど、全体的にはたしかに「バカミス」ですよね。結末の謎解きで、ちょっと唖然としてしまいました。無理に「謎解き」しないで、純粋に「ホラー」にしてしまった方がよかったような気もします。これはこれで面白いとは思うんですけど。
kazuouさんのブログは、海外小説中心なんですね。
私も海外もの、好きなんですが、今は国内もの中心になってます・・・
(でも、短編紹介は海外ばっかり!)
長編は国内、短編は海外と、何となく分かれてしまってるので、kazuouさんのオススメ小説も、読んでみたいです。