日本探偵小説全集 2 江戸川乱歩集
著者名:江戸川乱歩(著)
出版社:東京創元社
出版年:1984.10
ISBN :9784488400026
先日の横溝正史の「黒猫亭事件」より、さらに古く、発表が昭和3年なので、80年前の作品。
江戸川乱歩の「陰獣」は傑作。
お話は・・・
探偵小説家のわたしは、偶然出会った実業家夫人の小山田静子を脅迫する探偵作家・大江春泥(おおえ・しゅんでい)を探すが、手掛かりがつかめない。そして、脅迫状とおりに、静子の夫の小山田六郎が隅田川で死体となって発見される・・・
横溝正史曰く、
私はこの小説のトリックを、世界最大のトリックだといまでも信じている。
犯罪ばかりに興味をもち、(中略)犯人の残虐な心理を思うさま描かないでは満足しないような£T偵作家・大江春泥は、いわば江戸川乱歩、その人。
「屋根裏の遊戯」「パノラマ国」などの作品を描いていて、本名が平田一郎。(乱歩の本名は平井太郎)
そして、今、読んでも面白い、この真相、このラスト、そして竹中英太郎(※)の挿絵!!
掲載誌「新青年」が雑誌にも関わらず、3刷まで増刷されたというのも頷けます。
80年も昔に、初めて読んだ人が羨ましい。
ネタバレ(一人三役というのも面白いですけど、素晴らしいのは、乱歩本人をミスディレクションとして使っているところ。
メタ・ミステリ的に進みつつ、実はその大江の存在自体が、一人三役の架空の存在であるというのが、トリックとして素晴らしい。
で、最後の、もう一捻りは不要だと思いますが、いかが?)
今度は、フランスのバルベ・シュロデール監督により「INJU」のタイトルで映画化されるそう。
(※)創元推理文庫版は、竹中英太郎の雑誌掲載当時の挿絵つきなので、チョー!おすすめですよ。
真説金田一耕助
著者名:横溝正史(著)
出版社:角川書店
出版年:1979.01
ISBN :9784041304631
(↑横溝正史の世界最大のトリック云々は、この本より)

これですぅ、私が読了できなかった本!
もう少し時間があれば・・・
また時間があるときに借りてきます(笑
乱歩は、古さを感じさせないですね。
すごいと思います。
80年前っていうのがすごすぎ!
想像できない時間です・・・。
十三の呪、届きましたよ〜。
通販です(わは
そっち系統で言えば、夢野久作もいいです。
(とか言いつつ、恥ずかしながら「ドグラマグラ」は未読)
で、現在、大作「密室キングダム」を中断して「十三の呪」に手を出してます。
その他、予約本が一斉に押し寄せて来て、困ってます・・・
(とりあえず、「キッドピストルズ」と「モザイク事件帳」は後回し。でも「聖域」は、もう一度予約したらいつになるか分からないので後回しに出来ないし、どうしよう・・・「密室キングダム」は話が長過ぎるし・・・)
たちばなさん一押しだったし(笑
前から順番に読んでいったので、最後の一〜二話が、返却に間に合わなかったって感じで・・・(汗
途中中断して『十三の呪』に入ったんですね〜♪
私は、『鬼籍通覧』の新刊を読みかけてるので、
その後かな。
で、十三の呪、『1』ってなってるってことは、
シリーズで出るってことですよね、
おもしろいといいな〜期待が膨らみますぅ〜♪
シリーズものって、クセになりますよね。
三津田の「十三の呪」も、楽しいシリーズになったらいいなあ。
「禍家」に続く、家シリーズの新作も、早く出ますように。。。