クライマーズ・ハイ
著者名:横山秀夫(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2006.06
ISBN :9784167659035
横山秀夫原作の映画、「クラーマーズ・ハイ」の予告編が、あまりにも迫力があって、かっこ良かったので、(堤真一も好きだし)読んでしまいました。
読んでいる間ずっと、主人公の悠木和雄 = 堤真一 状態。。。
お話は・・・
北関東新聞の古参記者、悠木和雅は、同僚の元クライマー、安西に誘われ、谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し、約束を果たせなくなる。一人で出発したはずの安西もまた、山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま―。未曾有の巨大事故。社内の確執。親子関係の苦悩…。事故の全権デスクを命じられた悠木は、二つの「魔の山」の狭間でじりじりと追い詰められていく。
昭和60年8月12日の日航機墜落事故。
世界最大の航空機事故に対しての、新聞社内での確執、悠木の息子との親子関係に対する苦悩、安西の残した謎の言葉・・・それぞれに苦悩しつつ、全権デスクとして、上からも、下からも、反発され、自らの意思を貫こうと、もがく悠木。
いいですよ、悠木。
ただ、航空機事故のみで、安西の話なんかは、無い方が、より緊迫感が出て良かったかも。
話が途中で、プツプツ途切れてしまうのが、わずらわしかったです。
NHKのドラマ(評判良し)や、映画版では、そこらはどうなっているんでしょうか?
わたし気になります。
映画版では、色惚け白河社長役が山崎努。はまり役ですね。
それと、希望としては、望月彩子役はゼッタイ、堀北真希なんですけど・・・
(TVドラマ版は石原さとみ。↓は堀北真希
と、思ったけど、映画版のキャストには、彩子はおろか、望月亮太すら、それらしき人がいない? まあ、その方がストーリーがすっきりしていいかも。
ネタバレ御免
(このお話、雑誌連載のためか、小さいヤマ場がたくさんありますよね。
佐山(←カッコイイ!!)の渾身の現場雑感の件だけで、締め切りに間に合わなくて落ちるのと、社長に落とされるのとで2回。
で、世紀のスクープがクライマックスだとすれば盛り上がりに欠けますよね。
最後の投稿欄「こころ」への彩子の投書がクライマックスだとすれば、さらに盛り上がりません。地味すぎ。(映画版に彩子が出ないとすれば、スクープのシーンが映画のクライマックス??)
ストーリー自体は、すごく面白く、ぐいぐい読ませるだけに、ちょっと残念でした。)
