もう誘拐なんてしない
著者名:東川篤哉(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2008.01
ISBN :9784163267104
メイン・トリックはOK!!
読んでて思い出したのは、「セーラー服と機関銃」。
と、思ったら、作者の東川篤哉(ひがしかわ・とくや)本人も、
「組長の娘を女子高生にしたのも『セーラー服と機関銃』からの連想です」
と言ってました。。。やっぱりか。。。
で、お話は・・・
俺が、おまえを誘拐してやろうか?ひょんなことからヤクザの組長の娘を誘拐する羽目になった翔太郎。関門海峡を挟んで、脱力感あふれる青春が、小気味よい九州弁が、驚愕のミステリーが炸裂する。とびきりキュート、空前の身代金トリック。
まあ、確かに。
表紙を見れば、どんな感じのテイストかは、なーんとなく分かると思うんですが、予想通り。
ちょっとゆるめのユーモア。
くす、くらいの笑いです。(くすっ、まではいかないけど、下関弁だか小倉弁が読んでて心地いい♪)
ま、しかし、メインの(アリバイ)トリックに関しては、面白いですね!!
(身代金の受け渡しの時間差のトリックだけでもユニークなのに、それがさらに、殺人のアリバイ作りになっている、というのが独創的。でも、動機がちょっと弱いか)
結構、細かい伏線や、その回収もされてて、ミステリとしていい感じです。
登場人物では、組長の次女である花園絵里香&樽井翔太郎コンビもいいんだけど、絵里香の姉の、皐月お嬢が、かっこ良くていい!! イメージとしては瀬戸朝香くらいかな?
で、絵里香お嬢さんは、岩田さゆりあたりか?
てなわけで、最後に、
「身代金や、詩緒里の病気は、どげんなったとやー!!」
と、海峡ゆめタワーから絶叫してしまった、たちばなでした。。。


どこか思い当たるシチュエーションと思ったら、
やっぱり「セーラー服と機関銃」でしたか。
サラリと読めて面白かったですね。
皐月お嬢の瀬戸朝香に納得です。かっこ良かったですよね〜。
トラックバックさせていただきました。
しかもハリセンまで使うんですよね(笑
瀬戸朝香は、結婚しちゃったけど、映画の「怪談」での粋なお姉さん役が、印象に残ってます。
また、機会があれば観て下さい。