クリスマス12のミステリー
著者名:I.アシモフ(編集)
池央耿(訳)
出版社:新潮社
出版年:1985.10
ISBN :9784102186039
今日は、【本日の短編】クリスマス・スペシャルということで、短編の名手スタンリイ・エリンの「クリスマス・イヴの惨劇」を紹介します。
決して後味が言い訳ではないので、読んだことのある方からは、クリスマス・ストーリーとしてはどうなの? という声も聞こえて来そうですが、クリスマスという言葉から真っ先に連想したのが、強烈なインパクトを持ったこの、エリンの短編。
スタンリイ・エリンという作家は、1年に短編を1作しか書かないことでも有名で、それだけに1作1作が切れ味鋭く、(ツイストが多いと言うわけではありません)心理描写も素晴らしいです。
そのエリンの描く、取って置きのクリスマス・ストーリー。
是非、読んでみて下さい。
短編ですし、どんなストーリーかは書きませんが、初読の時の衝撃は未だに忘れられません。
この「クリスマス・イヴの惨劇」は、新潮文庫の「クリスマス12のミステリー」(私が読んだのはこちらが先だけど、こちらは本屋さんにはもうないかも)もしくは、早川書房の「異色作家短篇集 11 特別料理」(こちらでは「クリスマス・イヴの凶事」のタイトル)で読めます。
前者は、アシモフによるクリスマス・ストーリーのアンソロジー。後者はエリンの短編集で、
どちらも楽しいです。(前者では、日本では無名ですがニック・オドノホウという作家の「煙突からお静かに」という短編も必読。こちらはユーモア系です)
特別料理
著者名:スタンリイ・エリン(著)
田中融二(訳)
出版社:早川書房
出版年:2006.07
ISBN :9784152087416
