| シリウスの道 |
 | 著者名:藤原伊織(著) 出版社:文芸春秋 出版年:2005.06 ISBN :9784163240206
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愚直なまでに自らの信条を通そうとする男・辰村祐介。
その為に、会社でも、左遷されかけたり、窮地に立たされてしまったり。
そして、幼馴染のためなら何の見返りも求めず(拒否さえして)自分の命が危なくても、行動してしまう…これこそがハードボイルドですよね。
広告会社に勤める辰村の営業部が、参加することになった18億の予算のかかったコンペを大きな柱として、25年前に起きたある事件≠ェ再び辰村の前に現れ、これに絡んできます。
(コンペの進め方や、チーム作り、プレゼンなど、業界ものとしても楽しめます)
また、部下に絶対の信頼をおく美人上司、現職閣僚の息子でありながら、辰村にも負けない矜持を持って成長してゆく新入社員・戸塚(彼は辰村よりかっこいいです!)などなど、脇役もとてもいいです。たってます。
犯人の動機の希薄さや、ある人の居所を突き止めるキッカケがご都合主義すぎることや、あまりにもストイックすぎる辰村(でも、ハードボイルドなんだから仕方ないですよね?)なんかは、気になるけれども、目をつぶって読みましょう。
(文春文庫からも上下巻で、出てます。表紙がイマイチなので、今回は単行本を掲載しました)
BGMはもちろん
中島みゆきの
「地上の星」それから…
posted by たちばな ますみ at 15:10|
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国内作家・は行